こんにちは〜
今回は熊本県の宇城市不知火にある「永尾神社」について書いていきたいと思います。また、アクセス方法や御朱印などについても記載していきます!日本人にとって普段から身近な存在でもある神社でも、景色も美しく、パワーを感じられる場所ですと足を運んでみたくなりますよね。それではさっそくご紹介していきましょう〜〜〜!
永尾神社とは?
713年に元命天皇の命令による祈願に基づいて創建されました。祭神は「ワダツミノカミ」(神武天皇の母・玉依姫命)と伝えられています。伝承によると、ワダツミノカミを背に乗せた巨大なエイは宇土半島を乗り越えようとしましたが、志半ばで鎮座されました。その鎮座された場所のエイの尾の剣の部分に神社が創建されたといいます。そのことからも、「永尾剣神社」(えいのおつるぎじんじゃ)と言われています。
不知火とは?
旧暦8月1日の未明に八代海や有明海の会場に現れる不思議な火のことを言います。八代海は別名「不知火海」とも言われております。
永尾剣神社によると”不知火は、漁火や対岸の街明かりなどの光源が、日中に暖められた干潟上の暖気と夜間の放射冷却による冷気からなる複雑な空気層により、異常屈折して起こる蜃気楼現象の一種とされています。”(永尾剣神社の掲示板より引用)とのことです。
この現象を江戸時代以前までは妖怪とされていたそうで、大正時代に入るとようやくこの現象を解明しようという動きが出てきたそうです。他にも、『日本書紀』『肥前国風土記』『肥後国風土記』などにも「不知火」を題材にしたのが記載されており、景行天皇が熊本を船で訪れる際にこの不知火を目印にして進み無事に到着したという逸話があります。
不知火の祭の様子(毎年旧暦の8月1日に行われているそう)
永尾神社のアクセス、駐車場情報
車の場合
こちらのマップに入り口ポイント、駐車スペース情報と侵入注意ポイントも記載しております。基本的に道が細く(道の縁石などに擦った形跡もあり)すれ違いは厳しい道となっておりますので、レンタカーの場合は細心の注意をよろしくおねがいします。
このような形で駐車スペースはあります。決して駐車場として開放されているわけではないので、何かございましても自己責任でお願いいたします。
バスの場合
こちらの産交バスのリンクからバスの乗換案内が検索できます。一番近い最寄りのバス停は「永尾(えいのお)」というバス停になりまして、神社の目の前にあります。また、最寄りの駅は「松橋駅」で、そちらからバス(松橋栄町バス停から乗車の場合)でおよそ15分ほどだそうです。三角西港からおいでの場合は乗り継ぎが1回あるため、1時間ほどを見ていたほうが良さそうです。永尾のバス停からの時刻表も掲載しますので合わせてご覧ください。
永尾神社の満潮情報
やはり、行くならば満潮のときに海に浮かんでいる鳥居をみたいですよね。そこで、その日の満潮情報が検索できるURLを添付いたしましたのでぜひこちらの情報をご活用ください!その日の中でも満潮と干潮の時間帯があるみたいで、少し時間をずらすだけでも全然見え方が違うのです。こちらのURLは三角というポイントでの情報になっておりますが、永尾神社はこちらから20分ほどと近い距離にありますのでだいたいは同じだと思います。
以上、厳島神社のような海に浮かぶ鳥居、熊本県宇城市にある永尾神社でした!ぜひ、お時間がある場合はこちらのパワースポットで神秘的体験をしてみてはいかがでしょうか?